SSDをキャッシュディスクとして使う④(Windows8編)


 前々回、High Point/ハイポイント RH1220でHyperDuoの設定して、Windows8のパフォーマンスについて実施した。

今回は、玄人志向のmSATA3I-PCIeを購入したので、mSATA3I-PCIeでのWindows8についてレポートする。

インストール環境は前々回の環境を使用した。

 CPU Pentium Dual Core E5700 3.0GHz 
 メモリ DDR2 800 4GB
 GPU Intel HD Graphics
 SATA mSATA3I-PCIe

下の写真は、比較してみたボードmSATA3I-PCIeとHigh Point/ハイポイント RH1220である。

左が玄人志向のmSATA3I-PCIe、右がHigh Point/ハイポイント RH1220 
 

今回使用したmSATA3I-PCIeであるがSSDとして[PLEXTOR] プレクスター Marvell製 88SS9187コントローラー&東芝製チップ採用

mSATA 6Gb/s対応 SSD 64GB PX-64M5M
を使用した。

まず、SSDの能力としては
接続にPCI Express x1に接続するよりPCI Express x16で接続したほうが性能は上がる。

mSATA3I-PCIeをPCI Express x1(左)とPCI Express x16(右)接続しての性能比較

今回はmSATA3I-PCIeをPCI Express x16で接続してHyperDuoの設定してWindows8をインストールしてみた。

mSATA3I-PCIeはHyperDuoの設定以外にmSATA SSDと2.5インチSSDでRaidでの使用もできる。

もし、HyperDuoでの使用に物足りなければ同様量の2.5インチSSDを接続してRaid0で使えば良い。

HyperDuoの設定であるがSafeモードでの設定ではキャッシュの効果は発揮されないので、Capacityモードの設定にする。

(デフォルトではSafeモードになってる。)

High Point/ハイポイント RH1220の設定画面(左)とmSATA3I-PCIeの設定画面(右)

Windows8のインストールは特別ドライバーも必要なくインストールできるのでインストールが終了すれば、すぐに使用できる。

HyperDuoの設定後のWindos8でのCrystalDiskMarkとCrystalMark

ベンチマークの結果であるがSATA2接続のSSDのベンチマークに似ている。最近のSATA3接続のSSDと比較すると低い数字だが

実際の使用感ではSSDと遜色はない。

デスクトップパソコンでの使用ならHyperDuoでパソコンを使用するのもありである。

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最終更新日 2013/05/26