SSDをキャッシュディスクとして使う③(Windows8編)


 SSDをキャッシュとして使用するを題材に、色々試してきたが今回の実験は設定度100%お勧めである。

ハードディスクにハイブリッドドライブ(Momentus XT 750GB )、SSDにSSD S6TTS2Q CSSD-S6T120NTS2Q [120GB]を使い

High Point/ハイポイント RH1220でHyperDuoの設定してWindows8をインストールしてみた。

インストール環境は以下のものを使った。

 CPU Pentium Dual Core E5700 3.0GHz 
 メモリ DDR2 800 4GB
 GPU Intel HD Graphics
 SATA High Point/ハイポイント RH1220

今回使用したストレージ類
左からST1000LM014、CFD CSSD-S6T120NTS2Q  

High Point/ハイポイント RH1220の設定は以前設定したのでそちらを参照して頂きたい。

早速、インストール後のCrystalDiskMarkとCrystalMarkの結果である。

さらに、Windows8の起動結果である。


まず、CrystalDiskMarkの結果から100MB、512Kの計測は普通のハードディスクであるが4Kバイトとランダム4Kバイトのアクセスは

SSDの性能が間違いなく出ている。CrystalMarkの結果ではHDDの数値はSSDのテストの数値に達している。

グラフィックはノーマルでは低いのはご容赦願いたい。動画で示しているがWindows8起動時間は12秒であった。

起動後の使い心地であるがSSDで使っているようである。これにMicrosoft Officeをインストールしてみたが

Microsoft Officeの起動もSSDにインストールして使用してるものと遜色はない。

ハイブリッドドライブとSSDを組み合わせることで、SSDと思わせるようなパフォーマンスと大容量を手に入れられる。

一世代前の環境にインストールして、この結果なら管理人も満足できると感じた。

コスト的には、Intel SSD 520 SSDSC2CW240A3K5 [240GB]を購入するのと同じであるが容量では断然HyperDuo環境の方が多い。

 品名  金額
 ST1000LM014 ¥11,093
 CFD CSSD-S6T120NTS2Q ¥ 9,980
 High Point RH1220 ¥ 5,980
 合計  ¥26,940

今回は、手持ちの部品であるHigh Point/ハイポイント RH1220で設定したが、玄人志向のmSATA3I-PCIeでも同じことができる。

こちらはSSDにmSATA3 6Gbpsタイプを使用する。機会があればこちらの設定でも構築してみたい。

新SSHDはSSDに匹敵する性能なのかに続く

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最終更新日 2013/03/31