SSDをキャッシュディスクとして使うB      


最終章としてReadyBoostとハードディスクキャッシュの比較について書きたいと思う。

今回、ReadyBoost設定と比較する環境として選択したのは、SilverStone/シルバーストーン SST-HDDBOOST を選択

SSDはA-DATA S599 AS599S-40GM-C (保証6ヶ月) を使用した。

この環境を選択した理由は、下記に3種類の同等の機能を実現できるものがあるが、この中でSilverStone/シルバーストーン

SST-HDDBOOST
だけが、環境を変化せずに使える他はインターファイス使用のため起動ドライブに変更が

ありWindows7が起動しなくなる場合がある。環境を変更せず使用するためこの部品に決定した。

但し、SilverStone/シルバーストーン SST-HDDBOOSTは旧式SSDでは不具合があるので注意が必要な製品

であるがA-DATA S599 AS599S-40GM-C (保証6ヶ月) なら問題は発生しない。

 ハードディスクの長所である
「大容量」とSSD の長所である
「速度」の両方を活かせるHDD
アクセサリ
・HDDの内容をSSDにミラーリング
 読み出しを高速なSSDから。
・SSDの書き込み回数を減少させ
 SSDを長寿化します。
・OSの再インストールの必要なし。
 既存の環境に設置するだけで
 効果を発揮。
・モニタリングソフトによる同期の
 チェックが可能。 
SATA HDD+SSD
HYBRID DRIVE化カード
(拡張ボード)

SSDとHDDを組み合わせ
SSD並みの速度を確保
しつつ必要なデータをHDDに
書き込むことによって速度と
信頼性/大容量を兼ね備える
ドライブを構築する
画期的なカードです!! 




SSDをキャッシュに設定し
HDDを高速化する。
HyperDuo対応ボードです。

キャッシュと使用する場合
XPG SX300 ASX300S3-64GM-C
[64GB]

が別途必要である。  






LowProfile(ロープロファイル)
対応のPCI Express x1接続
インターフェースカード。
SATAIIIに対応しRAID 0/1や
SSDをキャッシュに設定しHDDを
高速化できるHyperDuoに対応。

搭載チップ:Marvell社製88SE9130
対応バス:PCI Expressx1
拡張I/F:SATAIII×2(内部)
RAID:RAID 0 / 1
リテールBOX品



以下にSSDA-DATA S599 AS599S-40GM-C (保証6ヶ月) とHDD+SSD状態でのCrystalDiskMark結果である。

ベンチマークの結果はSSDをキャッシュにした効果は全くない結果になっている。


SilverStone/シルバーストーンSST-HDDBOOSTのマニュアルにも書いたあるがCrystalDiskMarkでは確認できない

確認のためにはHDD Tuneを使うようにと書いてある。 

 
 A-DATA S599 AS599S-40GM-C HDD+A-DATA S599

そこで、HDD Tune をインストールしてベンチマークを取った結果が以下である。

まず、Readで最高147MB/sとキャッシュとして機能していることがわかる。

接続は一応、問題がないことがわかった。



ReadyBoostとの比較であるが、速いことは速いが体感的には少し速くなる程度で大きな変化はない。

ReadyBoostもSST-HDDBOOSTも感覚は個人差の問題である。

SST-HDDBOOSTはC:ドライブ単体での使用なら良いが、多数ハードディスクを使っている場合はReadyBoost設定に

軍配があがる。

順を追って調べてきたがノーマル環境と比較すると、明らかに速度差を感じることは間違いない。

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最終更新日 2011/08/27