WindowsXpのサポート終了後のOS選択②


FedoraCore18

推奨インストール要件

 64 ビット Intel 互換 PC
 1GB メモリー (RAM)
 10GB ディスク領域

インストールでは指示に従えば、簡単にインストールできる。アプリケーションはLibreOfficeを始め、数多く収録されており
追加や削除も簡単にできる。Windowsから移ってもある程度は使用できる。
しかし、Pentium4 3.4GHzで何とか使える感じ、これがCeleronだと重く感じるだろう。
最新のPCならソフトの収録数やバージョンでも問題は無いが、古いPCではややつらいであろう。

Ubunts 12.04 LTS

推奨インストール要件

 Pentium 4 1GHz プロセッサ
 1GBのシステムメモリ
 15GBのディスクスペース
 1024x768の解像度が利用可能なグラフィックスカード

インストールでは指示に従えば、簡単にインストールできる。アプリケーションは写真編集ツール Shotwell、オフィススイート LibreOffice
インターネットブラウザであるMozilla Firefoxなど使用に不便はない。追加や削除も簡単にできる。
しかし、Pentium4 3.4GHzで何とか使える感じ、やはりCeleronだと重く感じるだろう。


Ecolinux

Ubuntsをベースに開発している。標準的なシステムツールといくつかの小さなアプリケーション以外には削除されている。
インターネットブラウザであるMozilla Firefoxのみがインストールされている。
Ubuntuでは最初からいくつものサービスが常駐しているが、高速化のため多くが削除されている。
Ecolinuxはウェブブラウザ等必要最低限の機能しかないため、CDイメージのサイズは400MB程度である。
LiveCDを使えば、ハードディスクへのインストールをする前に、ハードウェアが適合しているかを確認することができる。
Ubuntsには収録されていないようなハードウェアドライバのパッケージが多くインストールされており
Ubuntsが動作しないマシンでも動作する可能性がある。
基本アプリが削除されているため、アプリのインストールにはLinuxのある程度の知識が必要である。


Puppy Linux(パピーリナックス)

推奨インストール要件

 CPU: Pentium 166MMX,
 RAM: 128MB,
 CDROM: 20倍速以上
 メモリーは128MBでも動きますが、できれば256MB以上あれば快適。

動作条件が低いためインストールできれば、非常に快適である。但し、今回の環境では動かない。
Pentium3 1.4GHzの環境にインストールして使用したら非常に軽快であった。
また、NVIDIA GeForce 6200を外し、内蔵のIntelグラフィックスなら起動しました。
今回の環境でPuppyLinuxが動けば間違いなく一番であるが、ドライバー開発が追いついていないのは残念である。
インストールは、DVDから起動後、手動でハードディスクのパーテーションを作成してからのインストールなので
正直、初心者やハードに詳しく無ければ少々ハードルが高い。
使用感は非常に軽い、一般的なビジネスソフトが収録されていればパピーに決まりであるが
残念ながら収録されておらず、自分でインストールする必要がありインストールにも多少の知識が必要。

Vine Linux

推奨インストール要件

 CPU: PentiumⅢ 1GHz
 RAM: 1GB以上推奨 (X 利用時)
 DVDROM: 必須

日本国産Linuxディストリビューションである。以前はRed Hat Linuxの派生であったが、現在はProject Vineのメンバーを中心に
独自に開発が進められている。コンパクトで軽量な日本語ディストリビューションです。
インストールはFedoraCoreやUbuntuなど同じで指示に従えばパソコンの知識が無くても簡単にできる。
インストール後の使用ではLibreOfficeなど必要なソフトは一通り収録されておりWindowsから乗り換えてもこまらないであろう。
使用感は非常に軽量で申し分なし。
古いPCで使用するならVine Linuxで決まりである。

パソコンのシェアが40%を占めるXPユーザーを取り込めるOSがシェアを伸ばすことは間違いない。

以上のリナックスを使う場合はISOファイル対応ライティングソフトが必要です。


最終更新日: 2013/04/21